株式会社Leach(本社:東京都、代表取締役CEO:冨永拓也、以下「当社」)は、産廃業者向けオールインワンAI業務システム「WasteOS(ウェイストオーエス)」の事前登録受付を開始いたしました。

株式会社Leach(本社:東京都、代表取締役:冨永拓也、以下「当社」)は、産業廃棄物処理業者向けAI業務管理システム 「WasteOS(ウェイストOS)」 の 事前登録&共創パートナー募集 を本日より開始しました。
WasteOSは、産廃業界に根強く残る 紙マニフェスト・Excel・電話・FAX の業務を、配車・計量・処理・請求・行政報告まで一気通貫でデジタル化するAI業務OSです。
WasteOSは、現場の業務設計から一緒に考える プロダクトとして開発を進めています。事前登録いただいた事業者様とは、課題ヒアリングと機能設計セッション を通じてロードマップを共に描き、β版を先行してご利用いただける共創パートナー として迎え入れます。
- 1. 「机上のAI」ではなく、現場で動くAIを ── WasteOS開発の姿勢
- 2. ある産廃業者の「90日目」── 紙マニフェスト期限超過が招いた混乱
- 3. 産業廃棄物マニフェスト制度 ── なぜこれほど複雑なのか
- 4. 紙マニフェストの「7つの苦しみ」── 現場が抱える構造的課題
- 5. 電子マニフェスト(JWNET)は「銀の弾丸」ではない
- 6. WasteOS ── 産廃業務を丸ごとデジタル化するAI業務OS
- 7. 規制強化の潮流 ── デジタル管理は「任意」から「必須」へ
- 8. 🤝 共創パートナー(デザインパートナー)募集要項
- 9. よくあるご質問(FAQ)
- 10. 株式会社Leachについて
- 11. 🚀 共に、産廃業のDXを作りませんか
- 12. 本件に関するお問い合わせ先
「机上のAI」ではなく、現場で動くAIを ── WasteOS開発の姿勢
当社代表の冨永は、産廃業の現場を実際に訪ね、定規でモニターを当てて突合する事務員、7枚複写の紙の束を段ボールで保管する倉庫、金曜夕方の電話リレー を目にしてきました。そこで確信したのは、業務の文脈を知らないまま作ったAIは、現場で使われない という当たり前の事実です。
だからWasteOSは、産廃業者の皆さまとの対話を出発点 に開発しています。マニフェスト期限管理・AI配車・台貫連携・自動請求・行政報告 ── どの機能をどの順番で磨き込むかは、現場の声を聞きながら優先順位をつけていく 方針です。
その第一歩として、β版を先行利用いただける共創パートナー(デザインパートナー) を募集します。共に作っていただく事業者様には、機能ロードマップへの意見反映・共同プレスリリースや導入事例としての発信機会 など、共創ならではの形でお返ししていく予定です。
現場が変わらなければ、DXの意味はない。 「AI」「DX」という言葉だけが上空を飛び交う中、足元では相変わらず人が紙とExcelで疲弊している ── その構造を変えたい、というのがWasteOSの出発点です。
ある産廃業者の「90日目」── 紙マニフェスト期限超過が招いた混乱

「B2票がまだ戻ってきていないものが3件あります。明日で90日です」
金曜日の夕方、事務担当者が声を上げた。社長の顔色が変わる。
産業廃棄物管理票──いわゆるマニフェストの B2票とD票 は、交付日から 90日以内 に排出事業者のもとへ返送されなければならない。期限を超過すれば、排出事業者は 都道府県知事への措置内容等報告書の提出義務 が発生し、行政指導や罰則の対象にもなりうる。
急いで取引先の収集運搬業者に電話を入れるが、金曜の夕方、担当者はすでに退社。翌週月曜に確認がとれたのは2件、残り1件はB2票の返送漏れが判明。結果として期限超過が確定し、排出事業者から厳しいクレームが入った──。
この話は、産廃業界ではまったく珍しくない。 日常的に起こりうるリスクとして、多くの事業者が薄氷を踏む思いで業務を回しているのが実態です。
問題の根源は明確です。紙のマニフェストという昭和の仕組みに、21世紀の法令遵守を委ねている ── その構造そのものにあります。
産業廃棄物マニフェスト制度 ── なぜこれほど複雑なのか
7枚複写のマニフェスト、それぞれの役割

廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)は、1993年の法改正で産業廃棄物管理票(マニフェスト)制度を全面導入しました。紙マニフェストは 7枚複写 の伝票形式で構成されます。
| 票 | 役割 | 保管/返送 |
|---|---|---|
| A票 | 交付時控え | 排出事業者が保管 |
| B1票 | 運搬完了控え | 収集運搬業者が保管 |
| B2票 | 運搬終了確認 | 90日以内に排出事業者へ返送 |
| C1票 | 処分完了控え | 処分業者が保管 |
| C2票 | 処分完了確認 | 収集運搬業者へ返送 |
| D票 | 処分終了確認 | 90日以内に排出事業者へ返送 |
| E票 | 最終処分終了確認 | 180日以内に排出事業者へ返送 |
法定期限と罰則 ── 「うっかり」が通用しない世界
期限内に該当票が返送されない場合、排出事業者は都道府県知事に 「措置内容等報告書」 を提出する義務が生じます。
- マニフェスト交付義務違反・虚偽記載: 1年以下の懲役 または 100万円以下の罰金
- 報告書提出義務違反等: 6か月以下の懲役 または 50万円以下の罰金
マニフェスト管理は単なる事務作業ではなく、法令遵守そのものです。
紙マニフェストの「7つの苦しみ」── 現場が抱える構造的課題

① 物理的な紛失リスク
7枚複写の紙が、排出事業者・収集運搬業者・処分業者の三者間を 郵送や手渡し で行き来する。机の中に埋もれる/郵便事故/担当者退職による引き継ぎ漏れ ── 紛失に気づいた時にはすでに期限超過、という事態が後を絶ちません。
② 期限管理の煩雑さ
中規模事業者で月数百件、年間数千〜数万件。これらすべてに 90日/180日の個別カウントダウン を、Excelや手書きノートで人力管理している現場がほとんどです。
③ 返送確認の追跡コスト
期限が近いB2票・D票について、収集運搬業者・処分業者へ電話で問い合わせ、折り返しを待ち、再度連絡する。1件あたり30分〜1時間の往復が日常的に発生します。
④ 台貫データとの不整合
台貫(トラックスケール)の実重量とマニフェスト数量は、多くの場合 別々のシステム/紙台帳 で管理。手書き転記のどこかでミスが起きれば、請求金額の誤り・行政検査時の説明困難 に直結します。
⑤ 配車計画との断絶
配車はホワイトボードや担当者の記憶、マニフェストは別担当者が別タイミングで作成。車両番号の齟齬 が日常的に発生しています。
⑥ 請求業務の二重三重の手間
マニフェストの紙・台貫の記録紙・Excel台帳 ── 3つのソースを照合しながら手作業で請求書作成。月末の数日間残業は産廃業界では珍しくありません。
⑦ 法改正・行政検査への対応負荷
電子マニフェスト義務化範囲の拡大、帳簿保存期間、報告書様式変更 ── 廃棄物処理法は頻繁に改正 されます。さらに マニフェスト5年保存義務 で、段ボール何十箱分もの紙が事業者にのしかかります。
電子マニフェスト(JWNET)は「銀の弾丸」ではない

環境省はJWNET(公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター運営)による電子マニフェスト制度を推進。2020年4月からは 特別管理産業廃棄物を年間50トン以上排出する事業者 に電子マニフェストが義務化されました。
しかし現実には、小規模産廃業者の多くは依然として紙マニフェスト を使い続けています。理由は4つあります。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| ① 三者全員の参加が前提 | 排出・収運・処分の全員がJWNET加入必須。一社でも紙なら紙運用が残る |
| ② 導入・運用コスト | 加入料+1件ごとの利用料。年間数千件規模では無視できない |
| ③ 既存システムと連携しない | 台貫・配車・請求とシームレスに繋がらず、手入力が残る |
| ④ 現場のITリテラシー | 行政システム由来のUIで「紙の方が早い」と現場判断 |
核心的ジレンマ: マニフェスト管理「だけ」を電子化しても業務全体は改善しない。電子マニフェスト+紙+Excelの三重管理 を生むリスクすらある。
必要なのは、配車から計量・処理・請求・行政対応までを 一気通貫でデジタル化する業務OS です。
WasteOS ── 産廃業務を丸ごとデジタル化するAI業務OS

設計思想:点 → 線 → 面

- 点で解決しない。 マニフェスト管理だけを電子化しない
- 線でつなぐ。 配車・計量・処理・請求・行政報告を一本化
- 面で最適化する。 AIが業務全体のボトルネックを自律検出
主要機能(開発優先度は共創パートナーと決定)

| 機能 | 解決する課題 | ステータス |
|---|---|---|
| マニフェスト期限管理AI | 90日/180日の自動追跡・段階的アラート・返送リマインド自動生成 | β優先実装 |
| AI配車最適化 | 収集先・廃棄物種別・処分場受入・積載・稼働をAI最適化 | β実装予定 |
| 台貫連携 | 計量データをリアルタイムでマニフェストに紐付け | β実装予定 |
| 自動請求 | マニフェスト×台貫データから請求書をワンクリック生成 | β実装予定 |
| 行政報告支援 | 交付等状況報告書・多量排出計画を自動ドラフト | パートナーと優先度決定 |
※ 上記機能の 実装順序・UIの具体化 は、共創パートナーとのヒアリングを経て決定していきます。「あなたの現場にとって一番効く順番」 で作っていきます。
規制強化の潮流 ── デジタル管理は「任意」から「必須」へ

- ① 電子マニフェスト義務化の拡大: 2020年の特管産廃多量排出事業者への義務化は第一歩。今後 許可要件化 の可能性も
- ② ESG・サーキュラーエコノミー対応: 大企業・グローバル企業からのトレーサビリティ要求が年々厳格化
- ③ 対応を迫られてからでは遅い: システム導入と業務フロー変更には 数か月〜1年 の準備期間が必要
紙からデジタルへの移行は、もはや「やった方がいい」ではなく 事業継続のための基盤整備 です。
🤝 共創パートナー(デザインパートナー)募集要項

「一緒にWasteOSを作ってくださる産廃業者様」 を、先着で募集します。
共創パートナーの特典
- β版の先行利用 と、機能が磨き込まれていく過程への立ち会い
- 機能ロードマップへの優先的な反映 ── 貴社の現場課題が、WasteOSの次の機能になります
- 代表・冨永による現場ヒアリング/設計セッション(月1回〜、Slackでの随時ご相談)
- 導入事例・共同プレスリリース でのロゴ・コメント掲載(任意)
- 正式リリース前の先行ユーザー としてのポジショニング
共創パートナーにお願いすること
- ① 月1回程度の 業務ヒアリング(オンライン可、1時間目安)
- ② β版の実業務への試験投入 と、率直なフィードバック
- ③ 成果が出た場合の 事例化・共同発信 へのご協力(任意)
想定する共創パートナー像
- 産業廃棄物の 収集運搬業 / 中間処分業 / 最終処分業 を営む事業者様
- 紙マニフェスト・Excel・電話FAX中心の業務に 限界を感じている 経営者・現場責任者の方
- 現場の声を機能に変える 「SaaS共創」 の面白さに共感いただける方
📅 タイムライン(目安)
2026年Q2:事前登録受付・ヒアリング開始 / Q3:β版提供開始 / Q4〜:機能拡張・事例公開
よくあるご質問(FAQ)
Q1. まだβ版もないのに登録して大丈夫ですか?
A. はい、むしろ 初期段階からご一緒いただく のが、共創パートナー制度の趣旨です。機能が固まる前に参画いただくパートナーの声が、そのままWasteOSの設計になります。まずは 課題ヒアリングのお時間 をいただければと思います。
Q2. JWNET(電子マニフェスト)と競合しますか?
A. いいえ。WasteOSはJWNETを 代替するものではなく、業務全体を包むOS として設計します。将来的にはJWNETとのAPI連携を視野に入れています。
Q3. 紙運用の取引先が残っていても使えますか?
A. はい。紙と電子のハイブリッド運用 を前提に設計しています。紙マニフェストのOCR取り込みも開発候補機能です。
Q4. 小規模事業者でも導入できますか?
A. もちろんです。むしろ当社は 中小の産廃事業者の業務を、業種ごと丸ごとアップデートする ことをビジョンに掲げています。
Q5. 配車・台貫・請求は既存システムを使っています。WasteOSと併用できますか?
A. 可能です。既存システムとの CSV連携・API連携 を優先機能として検討しています。どの連携が必要かは、共創パートナーとのヒアリングで決定します。
株式会社Leachについて
「中小企業の業務を、業種ごと丸ごとアップデートする」 をビジョンに掲げ、業種特化型AI業務OSを開発・提供するテクノロジースタートアップです。
代表略歴(冨永拓也 / Takuya Tominaga)
- YC公認ハッカソン c0mpiled-7「技術賞」受賞(2026年3月・サンフランシスコ)
- Builders Weekend 2026 Tokyo「VoiceOS賞」受賞(Digital Garage共催・205名参加)
- AWS全12冠 を 約1ヶ月 で取得(国内最短級)
- 東芝R&Dで9年、Google・McKinseyとの共同プロジェクト経験
- 東京大学共同開発・東芝版AI技術者教育プログラム 第2位(23名中上位3名)
- 日本ソフトウェア科学会 第42回大会 チュートリアル講師(2025年)
- 特許取得(特許7086873)、DICOMO2014 最優秀プレゼン賞(293件中1位)ほか学会賞トリプル受賞
- 累計40社以上(個人含む)のAI導入・技術顧問・受託開発実績
提供中のプロダクト・サービス
- 突合.com:請求書×納品書の突合AI。2時間×2人 → 30分×1人 を実現
- Saturn:受注(COREC)→請求(freee)の全自動転記AI。1日8時間 → 10分 に短縮
- 生成AI顧問サービス(月額5万円〜):Slack即時対応、外部ベンダー見積の門番役
- 業種特化AI業務OS群(β):FactoryOS(製造業)/LogiOS(運送)/RecruitOS(転職エージェント)/BuildOS(資材リース)/FestOS(イベント)/LeachOS(社長向け)/WasteOS(産廃 ← 本件)
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社Leach(Leach, Inc.) |
| 代表取締役 | 冨永拓也 |
| 設立 | 2024年11月 |
| 所在地 | 〒108-0014 東京都港区芝5-36-4 札の辻スクエア 9F |
| 事業内容 | 業種特化型AI業務OSの開発・提供/AI業務自動化ツールの開発・提供/生成AI顧問・受託開発 |
| 公式サイト | https://leach.co.jp |
🚀 共に、産廃業のDXを作りませんか
「AIを導入したいけど、何から始めれば?」 ── そんな方こそ、まずは話を聞かせてください。現場を見て、最適なAI活用を一緒に考えます。
完成品を売りに来たのではありません。一緒に作る相棒を探しに来ました。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社Leach 代表取締役 冨永拓也
事前登録・共創パートナーへのお問い合わせ:https://wasteos.leach.co.jp